Calc.

ジミーサムPの数ある名曲のうちの一曲
Calc.をカバーしました
ピアノによるスローアレンジも有名みたいですが
本家がやっぱり一番好きです





ということでできれば原キーと同じオケで
一オクターブ下で歌ってもらいたかったけど
最低音がソラには低すぎたらしく音が劣化したので
やむを得ずオケのキーを三つ上げました
その上で一オクターブ下、なのでボーカルは-9です

今回も尺八チューンズを使ってキーを変えたけど
mixが悪いのか音が非常に汚くなってしまったのが悲しいです
前奏からすでにギターの余韻?の音が気持ち悪い……
こんなに爽やかないい曲なのに、申し訳ないです

でも調声は結構思った通りにできました
あとになって少なくとも二か所
ピッチの調声がおかしいことに気付いたけどorz

でも今回一つ発見したことがあって
連続音の調声でも音の間に「ん」を入れるのは
時に有効であると気が付きました

単独音の調声講座とかではたまに
滑舌を良くしたりする効果を狙って
音と音の間に短い「ん」を入れるのを見かけてたんですが
連続音では「n X」(Xは何でもいい)で代用できそうです
先行発声の長さの都合もあるかもしれないけど……
というか使ったのがカ行、サ行の音なんで
無声音の前に入れる時に有効なのかもしれません

どうも伸ばした母音の音に違和感が出るな
あるいはちょっと長すぎる感じがするな
と思った音の次の歌詞に
頭に「n」がついた「n X」の音素を使ったら
前の母音を含む音素を使うよりも
クリアで自然な発声になりました
単体で再生したらかろうじて「ん」の音は聞こえるけど
通して再生するとまったく聞こえず自然です
不思議

って言葉で書いても自分でもわけがわからんので
どこに使ったかわかるよう、SSを貼っておきます


この画像の範囲内で使ったのは三か所
「まぎらわせる」の「a せ」→「n せ」
「つよく」の「o く」→「n く」
「ないから」の「i か」→「n か」

ちなみに「けっきょく」の「く」とか
とても短く添える程度に発音して歌う音は
そのままだと後ろの母音(この場合「u」)が邪魔だったので
エンベロープをいじって後ろの「u」を消して
ほとんど「k」だけになるようにしてあります

最近英詞の曲のカバーを作ろうとしていることが多いためか
この手の音の作り方に少し慣れてきました
後ろの母音が邪魔だけど音と音の間で消すに消せない
(thのすぐあとに別の音が来て
「す」の後ろの「u」がいらない、みたいな)
というところで「n X」の音素が使えることがわかったので
今回の発見もそれの延長だったりします

探れば探るほど奥が深くて楽しいUTAUです

でも最近ちょっとピッチ調声いじりすぎて
また変な癖出てきた気がするから気をつけないと
あといい加減もうちょっとmixうまくなりたいです
あとあと全然関係ないけどこの写真がすごく好きです

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